2012年3月29日木曜日

温度調節機能の無いヨーグルトメーカーでカスピ海ヨーグルト作り(1)実験開始

うちの家族が、「カスピ海ヨーグルトを食べたいなぁ」と言い出しました。
このところ、ヨーグルトは作っていませんでした。
カスピ海ヨーグルトは、とろりとした独特のねばりが特徴で、
酸味が少なくまろやかなヨーグルトです。
「食べたい」とのリクエストなので、久し振りにカスピ海ヨーグルトを作ることにしました。

でも、まだ寒いですよね。
室温でのカスピ海ヨーグルト作りは、まだ無理っぽいです。
いや、日数をかければ、無理ではないのだけど、
できれば、なるべく早く食べたいよね。

カスピ海ヨーグルトの乳酸菌(クレモリス菌)を増やす適温は、27℃だそうです。
でも今の時期の気温は、27℃もありません。
時間をかければ、気温がある程度低くても、カスピ海ヨーグルトは出来上がりますが、
あまり時間を掛けたくない時もあります。
でも、カスピ海ヨーグルト用のヨーグルトメーカーが無い、
温度調節の出来るヨーグルトメーカーが無い・・・そんな時はどうしたら良い??

普通の温度調節のできないヨーグルトメーカーの設定温度は、40℃前後だそうです。
それじゃあ、カスピ海ヨーグルトの菌は死んでしまいます。

※ こちらのブログ記事で紹介しているヨーグルトメーカーなどのリンク先は、既に使われなくなっている可能性があります。 それで、新しいリンク先を書いておきます。
⇒[発酵食メーカー]
⇒[ヨーグルトメーカー]
⇒[カスピ海ヨーグルト 種菌]
⇒[天使のヨーグルト]
⇒[フジッコ カスピ海ヨーグルト]

うちにあるヨーグルトメーカーは、これ
牛乳と乳酸菌でお手軽にヨーグルトができますYAMAZEN ヨーグルトメーカー YMR-9100 納期10営業日 リンク切れ

↑なんと1050円!↑
【送料500円】山善 (ヤマゼン)ヨーグルトメーカー YMR-9100-W ホワイト リンク切れ

とてもお安いヨーグルトメーカーですが、
カスピ海ヨーグルト以外のヨーグルトは、とても良く出来上がります。
ヨーグルトの作り方
1.材料を用意する
2.容器などを熱湯消毒
3.材料を入れてよくかきまぜる
4.約6時間後に完成
安価なのに、なかなか良いヨーグルトメーカーなんですよ。

それで、このヨーグルトメーカーを使って、寒い時期には、どうすれば、
カスピ海ヨーグルトも作れるようになるのか、考えてみました。

ヨーグルトメーカーの内側(牛乳)の温度が上がり過ぎなければ良いのですよね。
麹の甘酒を炊飯器の保温で作る場合にどうしたか・・・を思い出せば良いのです。
保温で温度が上がり過ぎないように、蓋を開けっ放しにしました。

ヨーグルトメーカー本体に、内容器を入れるタイプの場合は、
付属の内容器よりも小さい容器を用いて、本体との隙間を大きくすれば・・・?

牛乳パックに巻きつけるタイプのヨーグルトメーカーの場合は、
キュッときっちり巻き付けずに、隙間が空くくらいゆるめに巻けば・・・?

100円均一ショップなどに、1リットルくらい入る円柱形の蓋付きの容器がありますよね。
ヨーグルトメーカーに入って、煮沸(熱湯)消毒殺菌や、
電子レンジによる消毒殺菌に耐える物なら使えます。

これが、YAMAZENヨーグルトメーカーの内容器です。

 容器と蓋に凹みがあって、スプーンをセットできます。
一見便利そうですが、スプーンはセットできなくても良いから、
容器と蓋の凹みが無かった方が(私は)良かったです。

それはともかく(笑)、
今回私は、牛乳パックのままヨーグルトメーカーに入れて、
カスピ海ヨーグルト作りを試してみることにしました。

それでは、実感開始です。

まず、手をよく洗って除菌し、スプーンなどの用具も熱湯消毒などで清潔にします。
実験なので、雑菌が入って失敗しちゃったー…なんて残念なことにならないよう、
ヨーグルトメーカー本体の内側もアルコール除菌しました。

本来は、成分無調整牛乳が一番良く出来上がるのですが、我が家は低脂肪牛乳を使います。
生乳を100%使用して脂肪分だけを抑えている低脂肪牛乳です。
今回の低脂肪牛乳の、乳脂肪分は1.4%です。
しかし、生乳以外を加えている加工乳では失敗することがあるので、
ヨーグルト作りには使用しないでくださいね。
成分無調整牛乳★★★もっちもちの濃厚なヨーグルトが出来上がります。
無脂肪牛乳
低脂肪牛乳
★★ぷるぷる感が強く、ゼリーのようなあっさりとしたヨーグルトがつくれます。ダイエット時やヨーグルトをたくさん食べたい時におすすめです。
低温殺菌牛乳
栄養強化牛乳
固まりにくいものもあり、あまりおすすめできません。
 今回、種菌は「天使のヨーグルト」を使いました。
現在は、「ヨーグルトの願い」と名前が変わっているようですね。
ショップサイト▼には、作り方など詳しい説明がありますので、どうぞご覧下さいね。▼
カスピ海ヨーグルトがフリーズドライになった☆【メール便送料無料】 違いが分かる人のカスピ海ヨーグルトの乳酸菌 ヨーグルトの願い (旧天使のヨーグルト) 5本入
リンク切れ
おうちで作るヨーグルト。出来上がったヨーグルトには基準の300倍の乳酸菌が入ってます。【送料無料】300倍の乳酸菌パワー★カスピ海ヨーグルトを改良した手作りヨーグルトの種菌『ヨーグルトの願い』5本入り
販売中

500mlの牛乳パックならば、そのまま使用出来たのですが、
500mlパックでは価格が割高になっちゃうので、
うちはお得な1000mlパックの牛乳を購入して活用します。
紙パック内に半分程牛乳を残します。
(重量は、紙パックが30gくらいなので、530gくらいになれば良いですよ。)
紙パックの上部を、ヨーグルトメーカーに入るくらいに、除菌したハサミで切り取ります。
ヨーグルトの種菌(粉末)を入れて、だまが残らないように、よくかき混ぜます。
ヨーグルトメーカーに紙パックごと入れます。
ヨーグルトメーカーの電源を入れて、16~24時間放置します。
3月29日の17時30分にセットしました。
30日の9時半以降にヨーグルトが出来上がる予定です。

粉末の種菌から新しくヨーグルトを作る場合には、
出来上がったヨーグルトを種に作る場合よりも、時間が2倍くらい長くかかってしまいます。

しかし、一度作ったら、後は8時間くらいで増やせるようになるので、
夜寝る前にセットして、朝には出来ているという感じです。

この実験が成功すれば、寒い時期でもカスピ海ヨーグルトが出来るのですから、
市販のヨーグルトを購入するよりもお得になりますよ。

⇒[【公式】フジッコ カスピ海ヨーグルト手づくり用種菌(2セット)]


ねばり強い乳酸菌フジッコ カスピ海ヨーグルト 400gリンク切れ

これ↑は、270円です。
うちの近所のスーパーマーケットでは、258円です。
いくら健康に良くても…美味しくても…毎日家族で食べるには、ちょっとお高いですよね。(´Д`)

さあ、実験は成功するでしょうか?!
また明日、ご報告しますね。

⇒[温度調節機能の無いヨーグルトメーカーでカスピ海ヨーグルト作り(2)実験結果]
⇒[温度調節機能の無いヨーグルトメーカーでカスピ海ヨーグルト作り(3)増やす]
⇒[温度調節機能の無いヨーグルトメーカーでカスピ海ヨーグルト作り(4)とても美味しくできた♪]

0 件のコメント:

コメントを投稿