2012年3月27日火曜日

甘麹作り・炊飯器の低温保温機能で甘酒はできる?実験⇒大成功

私は、これまで4回、甘酒を作って来ました。
・1回目は、米:1合、 乾燥米こうじ:200g、 水:850cc
・2回目は、米:1.5合、 乾燥米こうじ:300g、 水:1300cc
・3回目は、麹のドリンクではなく、酒粕の甘酒
・4回目は、発芽玄米:1合、 乾燥米こうじ:200g、 水:850cc
詳細はこちら⇒[ラベル:甘酒]

酒粕で作る甘酒以外は、
炊飯器の保温機能を利用して、美味しい甘酒が出来ました。
炊飯器の保温温度は、甘酒作りに適当な50~60℃よりも高温になるので、
炊飯器の蓋をカチッと閉めないで、半開きの状態で、布巾を掛けて保温しました。

しかし、先日私は、保温の温度設定を「高め」と「低め」のどちらか、選択できる炊飯器を購入したのです。
これ⇒
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■炊き上がり時刻で予約できる時計式2メモリータイマー
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この炊飯器、びっくりするくらいお安いのですよ。(^_^;)ゞ
しかし、この機能★ 私には十分です。
メーカーの希望小売価格が16,800円なのに、この価格! 価格:6,561円(税込、送料込) 本当にびっくりです!
ちなみに私は、地元の家電ショップで購入。
・・・7480円でした。Σ(゚д゚lll)ガーン

実験好きな私は、もしかしたら、炊飯器の保温設定を「低め」にしたら、
蓋を半開きにしなくても、甘酒が出来るんじゃないかな?!と考えました。

取扱説明書を見ても、メーカーのWebサイトを見ても、保温温度はわかりませんでしたが、
「高め」が70~80℃くらいだとすれば、「低め」は50~60℃くらいなのでは・・・?
と勝手に予想してます。

それで、今回は、「炊飯器にある『低め保温』の機能で、美味しい甘酒が出来るか?」の実験です。

炊飯器の『低め保温』で甘麹作り


【材量】

・米・・・1合
・水・・・900cc
・乾燥米麹・・・200g


【作り方】

1.お米と水をお釜に入れて、炊飯器にセットします。

2.炊飯メニューは「おかゆ」にして、炊飯します。
「おかゆ」メニューが無い場合には、普通の炊飯でも良いですよ。

3.炊き上がったおかゆをよく混ぜて、少し冷まします。
もう、おかゆとしてこのまま食べちゃいたいくらい、良い炊き上がりです。

4.おかゆが60℃くらいまで冷めたら、米麹を入れて混ぜます。
60℃は、熱めのお風呂のお湯よりも熱い訳ですが、触れられない程ではありません。
熱過ぎると麹菌が死んでしまうので、温度計が無い場合は、
人肌よりも熱いくらい~な感じまで冷ましてくださいね。

5.炊飯器の保温設定を「低め」にして、8~10時間保温します。
低温に設定しているので、炊飯器の蓋をカチッと閉めても大丈夫です。
但し、途中数回かき混ぜて様子を見てくださいね。
初めは、もったりと水分が少ない感じです。

6.保温して1時間くらい経過したらこんな感じ。↓
酵素の働きのおかげで、シャバシャバした感じに水分が出て来ています。

7.保温し始めてから6時間経過したらこんな感じです。↓
見かけはすっかり甘酒です。
これまでに作って来た甘酒ほどは麹の香りが強くありません。
味見をしたら、結構甘くなって来ています。

後2時間くらい保温を続ける予定ですが、
もう、今の時点で、炊飯器の低温保温での甘酒作りは大成功です。\(^o^)/

勿論、高め保温よりも、低め保温の方が、消費電力は少ないので、エコですね。

実験の結果により、炊飯器の保温温度設定「低め」は、甘酒(甘麹)作りに最適であることがわかりました。

今回、実験に使った炊飯器はこれ↓
ですが、現在は、販売されていないようですので、新機種をご紹介します。


象印 炊飯器 IH式 極め炊き 5.5合 ブラウン NP-VN10-TA
  • 5.5合
  • 強火で炊き続け、うまみ引き出す「豪熱沸とうIH」
  • 選べる保温選択。30時間おいしく保温「うるつや保温」「高め保温」
  • お米の栄養素を引き出す「熟成炊き(白米、玄米)」
  • 発酵から焼き上げまで手作りパンが作れる「パン(発酵、焼き)」メニュー
  • 汚れがつきにくい「クリアコートふた」&清潔さ長持ち「ステンレスふた」

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その後・・・最終的な甘麹(甘酒)の完成ご報告。
8時間保温をしました。
飲んでみたら、とぉ~っても甘い!
これまで作って来た甘酒の中で、一番甘い仕上がりとなりました。
お湯、豆乳、牛乳などで割って飲んだ時に丁度良くなりそうです。

お菓子作りやお料理にも使えそうで楽しみです。

想像以上の良い出来上がりで、とても嬉しいです。
今後の甘麹造りは、炊飯器の低温設定保温で決定です。

いつものように、ペットボトルに入れて冷蔵庫保存し、毎日頂きます。

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